「先生、私冷たいんです。」って最近よくテレビで養命先生の宣伝を見ます。
私が多分小学4年の頃、冷え性で体力もなく、すぐ疲れる子どもでした。
母について薬局へ行った時のことです。
当時はドラッグストアはないので、個人で経営している薬局です。
テレビの宣伝を見ていた私は母に「養命酒を買って」とせがみました。何度も頼むので根負けした母は養命酒を買ってくれました。
家に帰ってさっそく飲みました。
風邪をひいた時にもらうシロップのイメージでしたが、一口飲んだら、子供の私が飲めるような味ではなかったです。
結局養命酒は父が飲みました。
その時は子供なので何も思わなかったですが、
今日、ちょっと気になって調べたらアルコール14%含まれているので、20歳未満は服用できません。と書いてありました。
息子が25歳の時、甥っ子の結婚式に家族全員で出席しました。
披露宴で童顔の息子は何を飲みますかとスタッフの方に尋ねられて「ワインをお願いします」と言ったら、「失礼ですが、お歳はいくつですか?」と聞かれていました。
これが普通ですよね。
薬局の店員さんの前で私が養命酒を買ってと母に頼んだのです。
薬局の方が「アルコールなので飲めませんよ」って言ってくれるのが普通じゃないのかしらって55年も前のことに少し憤りを感じました。