奥入瀬渓流ホテルで夜9時から30分森の学校の講義を聞きました。
主に奥入瀬渓流のなりたちの説明です。
翌朝4時50分渓流モーニングカフェに出発です。
ホテルのバスで三乱流の流れあたりの道で車を降りて遊歩道を渓流を見ながら石ヶ戸まで歩き、そこからホテルへバスで戻ります。
ホテルの方が用意をしてくれたコーヒーを飲みながら遊歩道を歩きます。歩いていると休憩のための机と椅子があったので、そこで座って前日食べなかったバナナとコーヒーをいただきました。
三乱流の流れ
ホテルへ戻ったのが5時50分
ホテルの無料のシャトルバスの始発6時に乗って阿修羅の流れのバス停で降りて阿修羅の流れとその付近を散策。 雲井の滝まで行って戻ってきたシャトルバスにのってホテルへ戻ってきたのが6時45分。
阿修羅の流れ
そして再び7時に森の神ネイチャーツアーにでかけ8時20分に戻ってきました。
十和田八幡平国立公園内に静かに佇む「森の神」と呼ばれる、推定樹齢約400年、幹廻り6.01mの日本一のブナの巨木にご案内する「森の神ネイチャーツアー」。
古来より地元の人々の間では、頭が三俣に枝分かれする木「三頭木」には神が宿ると考えられ、伐採を免れたといわれます
ブナが花を咲かせるまでに50年 そこから実をつけるのにさらに30年 100年を過ぎたころから急激に成長するようです。そして寿命は300年くらいだそうです。
伐採を免れたことと場所が平たいところであったため、、、なんだったかな 忘れてしましました。ということで樹齢400年のブナを見ることができたわけです。
推定樹齢400年のブナの木
ブナの果実はツキノワグマの餌で今年は不作とのことで道のいたるところにクマの出没情報あり注意!との看板をみました。
ブナを見に出かけたこのブナ林も当然熊さんのおうちということで
熊の足跡と引っかかれた痕があります。
この看板は最近新調されたとのことです。
もしクマと遭遇しても叫ばないこと。逃げないこと。しばらく見つめあっていれば臆病な熊は去っていくそうです。
ガイドの方は万が一の為に100%唐辛子というスプレーを持っていました。
ちなみにスズメバチにも出会うかもということで、もしスズメバチがやってきても決して払わないことだそうです。
木になるんです。
この森は主にブナとさわくるみとかつらの木でした。
ブナは年々の落ち葉を積み重ねて腐植層を作っています。優れた保水力を持っています。
シダ類とも共存していると説明していただきましたが忘れてしまいました。
シダの裏には胞子がいっぱいついています。
ルーペをスマホのカメラのところにつけて撮りました。
とりの鳴き声も聞こえます。
キーン だだだだだ クマゲラという北海道や東北で見られる鳥でキーンは泣き声 だだだだは木をつついて穴を作っている声です。
森の学校と渓流カフェとシャトルバスの運転手さんの説明していただいた内容
十和田湖は火山の爆発によってできたカルデラ湖で深さ326.8メートルで日本で
第3位の深さだそうです。東京タワーが333メートルでほぼ一緒だそうです。
そして雨水や雪解け水が溜まって湖になり一番弱いところが壊れて奥入瀬川になりました。奥入瀬川は太平洋まで続いているそうです。十和田湖の入口子ノ口から14キロメートルを奥入瀬渓流と呼んでいます。
十和田湖の水量のおかげで、奥入瀬渓流の水量は1年中一定しているそうです。
十和田湖から流れる水は、奥入瀬渓流と水力発電のための青ブナ取水口の二ヶ所のみですが、この二ヶ所からの放水量は奥入瀬川 河水統制計画により、子ノ口制水門からは毎秒 5.56t (最大値)、青ブナ取水口からは毎秒 20t (最大値)と定められています。
十和田湖の湖水面の標高は自然公園法、文化財保護法、河川法によって季節毎の基準水位が決められているそうで水位が高いと奥入瀬渓流に放流することになるらしいです。
放流量が多くなると水量がふえて奥入瀬渓流はもっときれいになるということです。
といううことで1年中一定しているのは子ノ口水門で水量を調節しているからなんですね。