4日の日曜日に枚方船着場から下りの三十石船にのってきました。
天満橋八軒家浜船着場と枚方船着場間で観光船の運航がされており所要時間は2時間半です。
江戸時代の三十石船
京都伏見と大阪八軒家浜の所要時間は下りが6時間、上りはその倍の時間かかり、流れの速い場所を上る時は川の両岸から引っ張りあげていたそうです。
枚方(ひらかた)は東海道の56番目の宿場町として栄え、淀川を往復する三十石船の中継港でした。
上りは所要時間が徒歩と変わりがなく、値段は下りの倍の料金がかかったため、枚方宿を利用するものは京へのぼる者に限られていたとのことでした。
パンフレットにのっていた写真です。
大きな船の手前の小さな舟は大型船に近寄って乗船客に「めしくらわんかい。酒飲まんかい」と飲食物を売っていた舟です。
市立枚方宿鍵屋資料館に12時45分に集合、そこで学芸員の方のお話をきいてから船着場に移動しました。
京街道に面していた「鍵屋」は江戸時代には宿屋を営んでいました。近代以降は料理旅館・料亭を営んでいましたが平成9年に廃業、平成13年に市立枚方宿鍵屋資料館として会館しています。
あいにくの雨で「鍵屋」の写真は撮っていないので
パンフレットに乗っていた写真です。
資料館からみた淀川
江戸時代の淀川は枚方側に食い込むように流れており、鍵屋のすぐ裏手が淀川川岸に面していたそうです。
資料館の大広間の照明
可愛いですね。
枚方銘菓をお土産にいただきました。どれも美味しかったです。
あかつきというどら焼きは表面に注文で希望の焼き印をおしてくれます。
お土産にいただいたあかつきは
続く